※当記事は2025年6月の情報になります。

イベントや体験会、セミナーなどの企画を開催する際、「予約フォーム、どれを使うのが正解?」と悩むことはありませんか?
本記事では、企画の主催者向けに、代表的な3つのツールの違いと使い分けのポイントをわかりやすく整理しました。

どのフォームも「用途に応じて」選ぶことが重要です。まずは「誰が申し込むのか」「有料か無料か」「どこまで手間をかけられるか」を整理し、最適なツールを選定しましょう。
それぞれの特長を理解して、自分たちのイベントに合ったツールを選びましょう。

また、フォームだけで完結すると思わず、告知・フォロー・データ集計まで含めてシミュレーションすることが大事です。
申込フォームの説明文についてアドバイスの記事もございます。こちらも併せてご確認ください。

※参照:申込フォームには詳細を入れた方が良い

項目グーグルフォームパスマーケットPeatix
URLhttps://docs.google.com/formshttps://passmarket.yahoo.co.jp/https://peatix.com/
概要グーグルが提供する、一般的に使われているフォーム。
多くはグーグルフォームを活用する事をオススメ。
ヤフーが提供するフォーム。有料チケットの手数料は最安。
利用者にもYahoo IDが必須だが、手数料を抑えたい場合はパスマーケットがお勧め。
Orinoco株式会社が母体のイベント・コミュニティ管理サービスを提供する企業
会員数280万人が利用しており、SNS経由でのログインが可能で、非会員の方が購入する場合も抵抗が少ない。
使い方アンケートのみの場合
無料予約(チケット予約含)で上限をもうけない、チケットが1種類の場合
有料チケット購入の場合
無料チケット予約で上限を設ける、チケットが複数種類有る場合
有料チケット購入の場合
無料チケット予約で上限を設ける、チケットが複数種類有る場合
機能・決済機能無し
・アンケート機能有り
・チケットメニュ―作成機能無し
・データのExcel変換(CSV)可能
・決済機能有り  コンビニ、クレジットカード、PayPay
・アンケート機能有り※フリーは最大10個
アンケートを設定する – PassMarket Blog
・チケットメニュー作成機能有り 金額変更、チケット上限管理機能など有り
・データのExcel変換(CSV)可能
・決済機能有り  コンビニ、クレジットカード、ATM
・アンケート機能有り ※32個(有料無料ともに)
・チケットメニュー作成機能有り 金額変更、チケット上限管理機能など有り
・データのExcel変換(CSV)可能
メリット・ユーザーが使い慣れている。
・完全無料で活用できる。
代金の払い出しについて – PassMarket Blog
・有料決済ができる。 クレジットがオススメ
・無料チケットも作る事ができ手数料が不要。
・抽選やスピードくじを無料で対応している。
・有料決算ができる。 
・無料チケットも作る事ができ手数料が不要。
・自分でフォームを作ることができるためカスタマイズ性がとても高い。
・申込者に向けて一斉メールを送ることができる。
・割引コードに対応している
デメリット有料決済ができない。 ・使い方は簡単で問題無いが、グーグルフォームよりかは使い慣れていない。
・利用者もYahoo IDが必須。
・アカウントを作る必要がある。
・カテゴリーとして、BtoBが不足しておりBtoBには不向き
手数料有料決済なし手数料3.564%(税込)販売実績の4.9% + チケット1枚につき99円 
30人1000円1,054円4,440円
30人4000円4277円8,850円
ポイント・予約・申込フォームは最終情報到着地点である為文字情報を抜けなく一番入れる。
また、チラシ等を見ずにリンクだけ紹介(転送)される人もいる為、情報が薄いと予約・申込に繋がりにくい。
・上限設定は出来るが、トラブルになる事もあり、パスマーケットがオススメ。
・メールアドレスを取る場合は「メールアドレスを収集する」がオススメ。
・ファイルのアップロードを求める場合、ユーザーはグーグルログインが必須となる。
・グーグルフォームを活用する場合は、注意事項を確認する⇒グーグルフォーム注意事項
・予約・申込フォームは最終情報到着地点である為文字情報を抜けなく一番入れる。
また、チラシ等を見ずにリンクだけ紹介(転送)される人もいる為、情報が薄いと予約・申込に繋がりにくい。
・「ゲスト申し込みを許容」の設定がオススメ。こちらを参照。
・コンビニ決済はキャンセルがあった際の対応が複雑なのでオススメしない。
・決済機能を使うには「受取口座の設定」が必要なので事前登録をする。
売上受取口座の設定
・受付機能があり、3種類の受付スタイルを選べる。
イベント受付システムQ&A – パスマーケット
・予約・申込フォームは最終情報到着地点である為文字情報を抜けなく一番入れる。
また、チラシ等を見ずにリンクだけ紹介(転送)される人もいる為、情報が薄いと予約・申込に繋がりにくい。
・コンビニ決済はキャンセルがあった際の対応が複雑なのでオススメしない。
・決済機能を使うには「受取口座の設定」が必要なので事前登録をする。
売上受取口座の設定
受付方法は4種類ある


利用者が申込する際の申込手順の視点からもシステムの違いをまとめました。

項目グーグルフォームパスマーケットPeatix

利用者の
ログイン

不要。設定でグーグルアカウントへのログインを義務付け可能。Yahoo IDへのログインが必須ログイン必須。Facebook,グーグル,Xのアカウントからログイン可能。
チケット
上限設定など
上限を設けた設定は推奨しない。
上限を超えた場合は抽選を別作業として行うなどの対策をあらかじめ考える。
先着順
抽選
スピードくじ
先着順
抽選(有料 55,000円)
割引コード非対応非対応対応
領収書非対応非対応対応
メール機能非対応一斉連絡・個別連絡とも対応一斉連絡・個別連絡とも対応
【受付】
推奨する申込確認方法
自動返信機能を利用して、回答時に送られた返信画面を見せてもらう。スマートフォン画面を直接タッチしてもぎるチケットタイプ
受付の係員がチケット購入者のスマートフォン画面をタッチするだけで受付ができる。専用アプリは不要で受付対応しやすい。

グーグルフォームを活用する場合は、外部リンクの注意事項をご一読ください。
参照:急増するGoogleフォームの設定ミス。考えられる原因と対策。


この記事はノウハウの一部を簡潔に紹介しております。
手法・事例の詳細は文字では全て書ききれない為、省かせて頂いております。
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