何かしらのイベントを開くとします。「よい企画を作り上げれば集客できる」と思い込み、「企画制作」と「広報」の作業を分けず、結果的に広報がおろそかになっている事例が多いように感じます。私は全く「別の作業」と肝に銘じ、企画制作と同じくらい広報にも力を入れるようにしています。

 

企画を制作しただけでは、だれも知りません。 広報しなければ、だれも知らないままです。

 

例えば、福井県民は2023年現在で約75万人。あなたの企画を何人が認知しているでしょうか。

 

・企画を立ち上げた時点では、自分の知り合いだけ。 

・自分のSNSで拡散したら、そのフォロワーだけ。

・チラシを500枚作っても、最大で500人まで。

見た方の拡散もあるかもしれませんが、読めません。

 

せっかく企画を制作しても、次のステップとして広報しないと誰にも情報は広まりません。苦労して企画を作ったのに、多くの人に知らればかったら本当にもったいない。当たり前の事のようですが、意外と「広報」の重要性を意識できていない人は多いです。

 

私が過去に実施したイベントの話です。広報費に190万円を投じましたが、ターゲット層にアンケートしてみると、認知度はわずか5%という有様でした。当時の広報戦略に不備もあったかと思いますが、予算をかけて媒体を活用しても、結果はそんなものです。

それだけ企画の認知を上げることは、簡単ではないということをまず理解する事が大事です。どんなにいい企画を制作しても、伝わるのはほんのほんの一握りです。

 

非常に極端な例えですが、私が企画したイベントを当日実施しないとしましょう。

素晴らしいチラシを制作し、配布先もターゲットに沿う方にしっかり届け、SNS広告もばっちり。パブリシティ(マスコミ取材)でも話題性をつくり、事前取材多数。完璧な広報戦略を展開できたとしましょう。

集客は大成功!けど、お客が続々と会場に押し寄せても、そこでは何もやっていない。

想像するのも恐ろしい状況ですが、これって集客は成功しています。

つまり集客できるか、できないかは、企画力ではなく、広報力なのです。

もちろん企画ありきの広報なので、根っこにある企画の内容も大事ですが、それだけではダメということです。

 

当然ながら企画を軸に広報を展開するわけですが、その内容がどんなによくても以下の点に留意して広報を考える必要があります。

 

・企画内容が広報物にしっかり反映させられているか

・ターゲットに直観で響く表現になっているか

・ターゲットにしっかり届く媒体を使えているか

 

など、確実な広報ができていないと期待するだけの集客はできません。

広報は戦略が大事です。

 

広報の作業においても「制作」と「届ける」という作業に分けて考える必要があります。

どれだけよいチラシやポスター、ホームページなどが出来ても、知ってもらいたい人たちに届いていなければ、何の意味もありません。仮に届いても、よい広報物でなければ、正確な情報は伝わりません。当たり前ですが、広報は「伝えること」が目的です。

 

企画は「企画制作」と「広報」を分ける。

非常に重要なポイントです。


この記事はノウハウの一部を簡潔に紹介しております。
手法・事例の詳細は文字では全て書ききれない為、省かせて頂いております。
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