新規事業を立ちあげる際、弊社では実証実施から始めるケースが多いです。
実証実施は、なるべくリソース(予算、労力)を最小限にすることをおすすめします。 
成功の可能性が高い事業という前提で、本格実施を前に修正箇所を見つけるという目的の場合はリソースをかけて行うこともあります。


実証実施から始める理由には以下の3点が挙げられます。

⑴リスクの軽減
事業の成功は実施してみないと分からないことが多いが、いきなりの本格実施にはリスクが伴います。
実証実施で事業成功の可能性を十分に検証し、その後に本格実施の判断を下せばよいのです。実証実施の結果を踏まえ、結果的に撤退しても問題はありません。 


⑵クオリティ増
事業を本格実施した後に大きな変更は行いにくいですし、印象もよくありません。実証実施で修正点を見つけ、ブラッシュアップできれば、本番スタート後の大きな変更の可能性を減らし、事業全体のクオリティを上げることができます。


⑶リソースの効率化
あなたが立案した事業に参画する人の立場からすれば、結果が出るか分からない事業に長期間参加することはリスクがあり、抵抗があるでしょう。 
1回だけ、または短期間の実証実施であれば、いきなりの本格実施に比べて参画者が集まりやすくなります。

実証実施は
・リスクを下げる
・クオリティ増
・リソースの効率化
が見込まれます。

新規事業を行う際は、まずは実証実施から行うことをオススメします。


この記事はノウハウの一部を簡潔に紹介しております。
手法・事例の詳細は文字では全て書ききれない為、省かせて頂いております。
伴走支援では、プレイヤーの事業を通してノウハウを活用し支援・育成を行っております。